1)会社の退職手続き
退職するまでについては今後書いていくつもりですが、
退職が決まってからの流れを簡単に説明致します。
会社を退職する際には、会社に返却するもの
会社から受け取るものがあります。
会社に返却するもの
・制服 ・名刺 ・社員証 ・健康保険証 ・その他会社から支給されたもの (社用PC・携帯、ロッカーの鍵、会社の内部資料等)
会社から受け取るもの
・離職票1・2 ・健康保険資格喪失証明書 ・雇用保険被保険者証 ・年金手帳(会社で保管している場合) ・源泉徴収票
2)年金、健康保険の手続き
お住まいの近くの役所へ行き、国民年金と国民健康保険の手続きを行います。
原則:退職後14日以内
必要なもの
・年金手帳 ・印鑑 ・離職票や退職証明書など退職日の確認できる書類 ・身分証明書(免許証、パスポート、マイナンバーカードなど) ※退職後すぐに(間を開けずに)次の就職先に勤める場合は不要なケースあり。
(次の会社の担当部署が手続きしてくれる可能性が多いので次の職場に問い合わせましょう)
3)雇用保険の申請
雇用保険の申請には
・雇用保険被保険者離職票ー1、雇用保険被保険者離職票ー2 ・個人番号確認書類(マイナンバーカード、通知カード、住民票など) ・身元確認書類(運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカードなど) ・写真2枚(縦3.0cm×横2.5cmの正面上半身を撮影したもの) ・印鑑 ・本人名義の預金通帳、またはキャッシュカード ※マイナンバーカードを提出する場合は、写真は不要ですので、 マイナンバーカードを作ってくと便利!
支給される金額
支給される金額は、退職日の直前6ヶ月に支払われた賃金によって決まります。
尚、受給できる金額の上限は年齢ごとに上限が設けられております。
離職時の年齢区分に応じた基本手当日額の上限額
29歳以下 6,845円 30~44歳 7,605円 45~59歳 8,370円 60~64歳 7,186円 ※2021年6月7日現在
詳しい金額は個人によって異なりますのでハローワークへお問い合わせください。
↓住居を管轄するハローワークはこちら
↓厚生労働省 雇用保険の基本手当(失業給付)
https://www.mhlw.go.jp/content/000602232.pdf
失業保険の受給はいつから?
自己都合退職の場合
失業保険の受給は、ハローワークへ離職票を提出し、
手続きを終えて、待機期間(7日間)を経過し、2ヶ月後に給付となります。
会社都合退職の場合
ハローワークへ離職票を提出し、手続きを終えて、待機期間(7日間)を経過した後給付となります。
4)次の職探し
雇用保険の受給条件として就職の意思があることが前提です。
その為、就職活動をすることが必須となってきます。
就職活動とは?
・面接を受ける ・ハローワークで職業相談をする ・職業訓練校で次につながる勉強をする などなど
次の職探しではどうする?
1 ハローワークでの求人紹介 2 職業紹介サイトへの登録(マイナビ、リクナビ、エン転職など) 3 行きたい企業のHPから求人応募する
など様々ありますが、どれをやったらいいかというと
ズバリ、全部です!
どの方法にも一長一短あり、自分にあった探し方もありますので、
とりあえず登録してその中で自分に合ったもので就活を進めていったら良いと思います。
中には、エージェントがついてくれてアドバイスを受けながら転職活動を進めてくれる
サービスもありますので有効に使うと良いでしょう。
5)職業訓練校
別業種に挑戦してみたいけど、未経験だし雇ってもらえるか不安。
自分に足りない知識をつけて、自信をつけ次の就職先で頑張りたい。
そんな方には職業訓練校もおすすめ!
職業訓練とは、国や都道府県が主催または、委託して次の就職に有利になるように手に職をつけるために学習することができる学校のことです。
勉強できる分野は様々!
- 今流行りのWEBデザイナー、プログラマーになりたい人向けのコース
- 電気設備の工事や、配管施工に関する職人向けのコース
- 不動産業界で働いてみたい人向けの宅建取得コース
などなど、ここには書ききれませんが、いろんなコースを用意してくれています。
職業訓練校の詳しい手続きに関しましてはまた別の記事で書いて行きます。
6)休息
最後に休息についてですが、これが意外と重要です。
退職される方はいろんな理由があって退職を決意したと思います。
そこまでよく頑張った。自分はエラい!と褒めて休息をする時間も必要です。
私自身、やる気に満ち溢れがむしゃらに仕事をしてきましたが、その結果メンタルをやられてしまいました。
今はすっかり回復できましたが、
しっかり寝る、しっかり食べる、よく話す、よく笑う。
こんなことで体って結構回復するんですよね。
なので皆さんも、頑張ってきた自分を沢山褒めて、仕事中できなかった趣味や経験をしてみることをオススメします。
もちろん生活費が大事ですので、休息が終わったら精一杯働いて行きましょう。
皆様の次の活躍を期待して、陰ながら応援させていただきます。
ご拝読いただきありがとうございました。
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